パーツ&サービス
KONIスポーツショックセット
NA・NB 用
当店のNB8CロードスターのデモカーにはKONIスポーツのショックアブソーバーを装着しています。
組み合わせるスプリングはNA車両の場合RSファクトリーSTAGEさんのショコラバネ、 NB車両の場合はNBロードスターターボ用のスプリングを組み合わせています。
両社ともロードスターでスポーツ、ロードスターでクルージングするには持ってこい! の適度なバネレートと車高を実現しています。
物が溢れるこの世の中で本当に必要な物はどれか?の問いに当店ではやはり実用性・日常性を提案しています。
使用用途がすでにサーキットなどに目を向けられている方などには、もう少し高性能なサスペンションメニューもご用意させて頂いておりますが、今回ご提案させて頂くキャンペーンはあくまでもストリート。
立体駐車場も気にする事無く、見た目は少し腰高だけれども、走る気持ち良さも失われていない、サスペンションメニューです。
使用するアッパーマウントはNA/NB共、NB用のアッパーシートを使用し前後のバンプラバー・前後のダストブーツもNB用を流用します。
アッパーマウントに使用するブッシュはノガミプロジェクトさんのKONI用となります。
KONI・・・・・
実はこのショック、平成元年にNAロードスターが大ヒット中、すでにKONI・GPとして存在してました。
しかしその当時、折しもサーキット大ブーム!
自分の愛車でサーキットを走る! という今まで考えられない事を、普通に・実際に・誰にでも体感できる時代でも有りました。
そんな事からか次第に見た目重視のストリートスポーツ系のサスキットは徐々に固い方向に流れが変わって行きます。NAロードスターが出始めた頃よく言われていた軽快さというやつが、どっしり・がっしりに変化していったのです。
ただ全部が全部そうなったのでは有りませんが、間もなく車高調といわれる物が普通となって行きます。
固いスプリングで辛うじてバンプラバー底付き状態を凌げていたユーザーならまだしも、その当時からノーマル形状でありながら見た目はベタベタ…バンプストローク0でダストブーツも引き裂かれ、車体をぶるぶる震わせながら、ボディを次第に経たらせて行こうとする流れを止めたのが、STAGEさんのショコラでありました。
私も以前の会社で同じようなレートを持つ、いわゆる-20ミリ程度のサスKITをオリジナルパーツとして発売していた事もありましたが、STAGEさんのショコラに限っては、価格もリーズナブルなのもさることながら、製造元がBESTEXというところも僕のハートを捕らえたのも事実。
BESTEX<べステックス>とはレーシング界の中では名門中の名門ですからね。
あとバネが経たらないというのも有名です。
KONI・GPは中身も同じでありながら、名称をスポーツ、KONIスポーツと名称変更。
なんて事の無い普通のCリング式のノーマル形状ショックなのですが、KONIの最大のメリットは何と言ってもそのストローク量です。
他のスポーツショックにありがちな突き上げ感とは無縁でロードスターの真骨頂、コーナーリングというシチュエーションで愛車を意のままに操れる喜びを感じずにいられません。
尚KONIは路面の凹凸にも強く、一定な走行を求められる高速道路などの衝撃も軽減でき、しいてはドライバーの疲労軽減にも効果があります。
軽快な動きを実現するのには車高も約-20ミリほどに抑え、その分適度なバネレートを組み合わせることで、1Gストロークを確保。フルバンプした時にでも、NBの柔らかいバンプラバーでゴツゴツ感をコトコト感に変え、コーナーリング中の<特にインリフト側の>伸び側のストロークを十分に確保している為、タイヤの接地性を上げ、どんな路面でどんなシチュエーションに於いても、ピターと貼り付いた粘りのある動きを実現します。
タイヤやブッシュのたわみも計算された減衰特性を持つKONIスポーツ。ツインチューブ外部調整式KONIスポーツの減衰力は、伸び<リバンプ>側を替える無段階調整式となります。
通常時計回りに回すと固くなるものが、KONIスポーツの場合は逆です。時計方向で柔らかく、反時計方向で固くなっていきます。
一般のスポーツショックで伸び側の減衰力を独立して調整できるのはKONIだけです。
KONIスポーツはショックアブソーバ内部で起こる摩擦抵抗をを最小限に抑えるためにツインチューブ構造となっています。ショックのオイルにもエステルの配分が少ない各シールに優しいベースオイルが使用されてますので、耐久性の面でも安心です。
尚、車高を合わせるにあたり車両によっては車重のばらつきがあるのも当然です。
KONIスポーツショックのNA用には純正位置から上下にCリング溝が彫って有ります。
逆にKONIスポーツショックのNB用には純正位置でしか彫って有りません。
あとは現車を見ながら、車高合わせを行うわけですがあくまでも使用するスプリングがノーマル形状のスプリングですから、 1Gの実ストローク量を確認しながら場合によっては溝彫り加工も承っておりますので、微調整にもある程度は対応できます。
KONIは純正コイルスプリングに合わせるのも良し、すでにお使いの強化スプリングに合わせるのも良し、お好みに合わせた設定が可能です。
しかしKONIスポーツの実力を最大限に発揮させる使い方としましては、やはり車検にも問題ない最低地上高90ミリ以上を推奨します。
あとは1Gストロークと実ストロークです。当店には試乗車がありますので、試乗して実際に体感して見て下さい。
ロードスターはコーナーリングが得意中の得意!ロードスターの良い所を伸ばしてあげて、ボディにも優しく実用性のあるサスペンションを 当店では推奨します。
ドライビングの基本を学ぶ上でも重要なのは、ロールを上手く使って走らせるということ。KONIスポーツならば、そのお手伝いが出来ます。
NB ¥188,000
(NBターボはショックのみ対応)
NAコニサスペンションKIT
NBコニサスペンションKIT
フロント630⇒コニ足 620
リア660⇒ コニ足 650
皆さん、カタログ写真の車高に騙されてはいけません! 笑
組み付けた時点では前後共に10ミリ車高が落ちます。<個体差はあり>
因みにこちらはNA装着車。フェンダーアーチ上端まで、フロント610mm リア626mm ※参考値です