JOYFAST最速実験車両 イエローバード

イエローバード JOYFAST

筑波2000 1分1秒7

90年代後半よりモディファイを開始し、軽量化、低重心化、空力の三位一体バランスで『ナロートレッド筑波2000最速』を目指しました。
エンジンはFCRキャブを装着し、インマニは専用設計・製作。点火系はMSDを採用しスロットルレスポンスや中間域での吹け上がり等メインECUのV-PROと合わせレブリミットと点火タイミングを適正化。シリンダーヘッドも圧縮比のアップにポートの拡大研磨、ガイド材質変更は勿論の事、強化バルブスプリング、ビックバルブ、燃焼室の加工等抜かりはない。カムプロフィールも完全筑波仕様に合わせリフト量も大幅にアップ。ピストンは鍛造ピストンを採用し、コンロッドの強化、クランクの軽量化にフルバランス取り。オイルポンプのギアの強化、1000分台でのメタルクリアランス等、ジョイファストの技術力の結晶がこのマシンには注ぎ込まれている。
エキマニはインテグラル神戸改。冷却系の見直しも施されている。駆動系はOS技研のクロスギアで、ファイナルギアの変更。サスアームはフルピロのパイプアームで、アッパーアームとロアアーム長を適正化。タイヤグリップを最大限に引き出す拘りのアライメントも施してある。ロールゲージはアルミ製。
ドア開口部やサブフレームにはスポット増しの他、タイヤのフィーリングをドライバーに感知させやすくするような秘密の剛性アップも施されている。
足回りはジョイファストとパーツクリエイター社とのコラボレーション、PCR筑波タイムアタック仕様。トリプルレートを持つ特注スプリングには40段調整のショックアブソーバと組み合わせ余分なロールを抑え、コーナーのみならず立ち上がりでのトラクションは目を見張るものだ。筑波2000の特性上まずはメカニカルグリップを高める事を前提に、すべてのコーナーへ主眼を置いたアップデートが施され、そこに組み合わせる前後の空力でナローのネガな部分を抑制。車重は更なる軽量化を施し最終的には840kg台まで成功。装着されるタイヤは225の16インチだ。今は眠りについている。

戦 績

2001年 ロードスター最速王決定戦 2位
2002年 ロードスター最速王決定戦 1位
2002年 R&R(ロータリー&ロードスター)Shop対抗 2位
2003年 ロードスター最速王決定戦 1位
2004年 ロードスター最速王決定戦 リタイア
2004年 ロードスター最速王決定戦 3位
2005年 ロードスター最速王決定戦 1位
2005年 ロードスター最速王決定戦 5位