JOYFAST すぺお号

すぺお号 JOYFAST

09年からデモ車に仲間入り

ベース車両は90年式のNA6CE前期型。
リアパフォーマンスバーの付いていない型式でデフ玉は冷却フィンタイプ。
クランクは太い方である。
すぺお号のコンセプト、こちらもNC・PANDA号同様『ユーザー目線』で変わらないのだが、NCの方がよりサーキット向けのユーザー目線なのに対し、すぺお号は完全にストリートのみを狙った『ユーザー目線』となる。

タイヤはスポーツラジアルでサイズは185・60R14

ご自慢のサスペンションは定評のあるKONIストリートに、RSファクトリーSTAGEさんオリジナルのショコラバネ、そしてNBアッパーとの組み合わせである。

これがまたニンマリしてしまうほどの乗り心地を実現。
2009年の広島20周年では、述べ2日半で走行距離2000キロオーバー。
道中では、ロードスター本来のサスペンションの素性の良さとKONI足の持つ絶妙な減衰特性と余裕のあるストロークが上手く同調し、その結果、走りの素直さ、楽しさ、疲れ知らずの、まさにファンタスティックサスペンションを実現しているのだ。

エンジンは排気量1597CCはそのままに、フルバランス取りのJOYFASTお得意のエンジンリフレッシュメニューが施されている。
エキゾーストマニホールドはマキシムワークス製を採用し、マフラーは当店オリジナルのイノベーションマフラー54Φである。
出口は60Φ。あたかもノーマルのような出で立ちとすることで、ジェントルさをアピール。エンジンと排気廻りで更なる鋭い吹け上がりを実現!
その他細かい箇所に於いては末永く付き合っていくための予防整備も抜かりはない。
ブレーキパッドはIDIのスポーツタイプで、機械式LSDも装着している。
バケットシートはエスケレートTYPE-1を採用し、Vスペシャルの特徴である室内色に合わせ表面生地はエクセーヌでシートカラ―をアレンジし、お洒落も忘れてはいない。

エアロパーツも一切付いておらず、ノーマルNAの美しいボディラインを生かしている。
しかしながら、中身のエンジン・足・ブレーキ・駆動系・そしてスポーツタイヤ等など、走りに於いてスポイルされる部分は見逃さず手を打ってある。
これもJOYFASTが得意とする流儀であり、まさに28版NA6CEと言ったアプローチでもあるのだ。